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ブログ「浦安ダイスキ!県議 内田えつしの雑感」


2008年01月 アーカイブ

 

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2008年01月17日

19年12月定例県議会

11月27日から12月14日まで、12月定例県議会が開催されました。
今回の定例県議会では、「千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例」、「職員の自己啓発等休業に関する条例」、「千葉県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の改正」、「下水道終末処理場関連工事の契約締結(3件)」「教育委員、公安委員、収用委員の承認」などが審議されました。

消費者の利益を擁護するために条例制定
消費者基本法の制定を受け、これまでの消費者保護条例に代わる「消費生活の安定及び向上に関する条例」が制定されました。
ここ数年、架空請求、住宅リフォーム詐欺、悪質な訪問販売など若者や高齢者などを中心に消費者トラブルが増加し、その内容も多様化、複雑化しており、今回の条例では、すべての消費者に必要な情報が伝わる環境整備、悪質事業者へ的確に対応するため不当な取引行為を明確化するなど、消費者の立場に立ち被害の未然防止や拡大を防ぐために必要な行為を規定しています。
具体的には、危害を防止するための措置として、知事は事業者に対して立ち入り調査、勧告ができるものとし、必要があれば、商品等の名称や事業者の住所、氏名の公表ができるものとしています。特に、架空請求については、必要な情報を公表について別条を設けて規定しています。
また、消費者が事業者に対して提起する訴訟の費用について、支援していくことも規定されています。
内田えつしは、この条例の施行にあたって、消費者の利益保護のために厳正に適用していくよう求めていくとともに、犯罪構成要件にあたる可能性のあるものについては、警察との連携も図っていくよう求めていきます。


12月定例県議会で審議された主な議案と採決結果
  ( )は内田えつしの表決です。

◎条例関係 
○千葉県消費生活の安定及び向上に関する条例      可決(賛成)
※悪徳業者への立ち入り調査や氏名の公表などを規定。 
○職員の自己啓発等休業に関する条例             可決(賛成)
※国際協力機構が行う開発途上地域での奉仕活動のための休業などについて、制度の必要な事項を定めるための条例制定。
○職員の分限に関する手続き及び効果に関する条例の一部改正   可決(賛成)
※法改正を受け、公務によらない傷病のため休職中の職員について、2年目以降の休職者の給与の見直し。
○千葉県知事の権限に属する事務の処理
の特例に関する条例の一部改正    可決(賛成)
※柏市の中核市移行に伴う事務の移管。
○職員の育児休業等に関する条例の一部改正          可決(賛成)
※法改正に伴い、小学校就学前までの子を養育する職員の育児短時間勤務制度導入などによる改正。
○学校教育法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例   可決(賛成)
※法改正に伴い、引用条項に移動があったための関係14条例の規定の整備。
◎契約関係 
○江戸川第二終末処理場ろ過放流ポンプ工事など3議案   可決(賛成)
※下水道終末処理場設備関係の契約締結。
◎その他
○千葉ニュータウン開発事業に関連する道路事業の一部変更の同意について    可決(賛成)
※都市再生機構が行う県道道路拡幅事業についての同意。
○教育委員、公安委員、収用委員の任命の同意について   可決(賛成)
※千葉県の収用委員会委員については、成田空港関連などで、昭和63年に当時の会長が襲撃されて以来、平成16年まで委員不在となっていた。また、前回は危機管理のため氏名を公表せずに秘密会で審議したが、今回は通常の議決。

一般質問・委員会質疑

12月6日、本会議において、内田えつしは2度目の一般質問を行いました。
今回は、県との連携が必要不可欠である浦安市の課題5項目を取り上げ、県当局の考えについて質問するとともに、事業の推進を要望しました。

旧江戸川護岸について
Q旧江戸川の浦安市の護岸整備の進捗状況と整備スケジュールはどのようになっているのか。
(知事)自然災害から県民の生命と財産を守り、減災に努め、安全、安心な地域づくりを進めることは県としても大変重要な政策である。そこで、早急に耐震補強が必要な2.7kmを重点区間として位置づけ整備してきており、概ね5年後を目途に完成させることとしている。
東京都側と比較し、財政力の差であると感じるが、千葉県としては、なかなかできないのが残念であるが精一杯の努力をさせていただく。
⇒(要望)浦安の防災上なんとしてでも、事業を前倒しして1年、1ヶ月、1日でも早く、護岸改修をしていただきたい。また、草刈や補修などを含めた管理体制の強化についても要望する。

河川環境整備について
Q境川Bゾーンの整備状況はどのようになっているのか。
(担当)江川橋から新橋までの640m間については、地盤沈下により排水が困難になったことから、地盤沈下対策事業により、平成17年度より護岸工事に着手し、本年度には約270mが完成する予定である。当該区間の護岸整備にあたっては、地元市民からなる境川流域懇談会での意見をお聞きし、周辺の環境にも配慮したものとなるよう進めていきたい。
Q元町地区で始動しようとしている区画整理事業との整合をどのように図っていくのか。
(担当)区画整理と改修事業を一緒にやることで、護岸工事の施工性もあがるなど大変なメリットがあることから、整備スケジュール等について浦安市と十分調整を図っていきたい。
⇒(要望)境川については、未整備で残る中町地域(富岡・美浜)についても、地元住民の要望を聞きながら、整備について前向きに考えていただきたい。
Q見明川左岸(富士見・弁天側)の整備をどのように進めていくのか。
(担当)平成18年に実施した護岸の危険箇所の点検調査の結果、JR京葉線から上流500m区間で護岸の沈下等が確認されたことから、補修工事に着手した。当該区間は住宅が隣接しており、補修工事にあわせて市民利用にも配慮した護岸整備について地元市と協議していく。
⇒(要望)舞浜側については、遊歩道整備がされているので、これに合わせた形での弁天、富士見地区側の環境整備についても早期に実施していただきたい。
Q堀江川の水質浄化対策をどのように進めていくのか。
(担当)堀江川の水質悪化の原因は、家庭等からの雑排水が直接河川に流入していることから、その対策として、現在、浦安市において各家庭等において下水道の接続を促進している。
県においては、浦安市の協力のもと、境川から堀江川の導水と堀江排水機場の沈砂地の浚渫に積極的に取り組んでいるところであり、今後とも水質浄化に努めていく。
Q猫実川の悪臭漂う状況、ヘドロが堆積している状況をどのように解消していくのか。
(知事)これまでも対策を行ってきており、臭いを除去するのは難しい。上流からヘドロとかゴミとかが流れてきているのが猫実川の現状だと思うので、どのようなことが可能か、もう一度研究していきたい。

海岸環境整備について
Q高洲海岸環境整備事業が休止した理由は何か、また再開するのはいつごろになるのか。
(担当)当該事業については、日の出、明海、高洲地区の2500mを対象に背後地の公園等と一体的に整備することとし、平成4年度から事業着手し、平成12年度に高洲地区について市民開放を行ったところである。しかしながら、日の出、明海地区については、総合公園等との整合を図るために、平成10年度に事業を休止したものである。今後、県としては、市民が海と親しめ適正な利用が図れるよう、事業手法と時期について関係機関と協議を進めていきたい。
⇒(要望)総合公園についてはすでに供用開始されており、また、外周緑地については企業庁が事業収束までに整備すると、前回の定例県議会で答弁されている。そこで、残る海岸保全部分の整備である高洲海岸環境整備事業の日の出、明海地区での再開を強く要望する。
Q現在進められている舞浜海岸環境整備の進捗状況はどのようになっているのか。
(担当)平成19年度末の進捗状況は、全体3400mのうち860mが完了する予定となっている。なお、護岸整備に当たっては、快適な海岸利用が図られるよう、背後の遊歩道等の計画と連携した整備を進めていく。
⇒(要望)市民への開放も含めた早期事業完了をお願いしたい。また、千鳥海岸についても海岸環境整備事業の延伸をお願いしたい。

小児慢性特定疾患治療研究事業について
Q小児慢性特定疾患治療研究事業について、県内市町村間で受給者の格差が生じているが、この格差についてどのように認識しているのか。
(担当)政令市である千葉市や中核市である船橋市では、国基準のほかに市独自の基準を設けて実施していることから、自治体によって認定の差が出てしまう状況である。こうしたことから、県としては、国に対して認定基準の拡大について強く要望しているところである。
Q国が見直し、緩和を行わない場合、県として従前の通りに戻す考えはないのか。
(担当)国が示した事業の認定基準は大変厳しいものであったことから、多くの患者が対象外となったところである。そこで、県としては、認定基準の緩和を要望するとともに、乳幼児医療費助成事業の拡充により、対象外となった低年齢の子供が対象となるように努めているところである。
⇒(要望)認定の上乗せという千葉県独自の制度をなくしたことは、県民の立場に立っていないということであり、安心して子どもを育てることのできる環境を作っていくためにも、上乗せの復活について強く要望する。

交番設置について
Q浦安市内における交番新設についてどのように考えているのか。
  交番数 1箇所あたりの人口
浦安市    6    26,311人
市川市    19    24,599人
習志野市    8    19,894人
流山市    8    19,472人
八千代市    10    18,665人
(担当)新たな交番設置にあたっては、事件事故の発生状況、面積、今後の開発計画、交番の配置関係等を総合的に勘案して判断している。浦安市については、平成18年に日の出交番を設置し、概ね1.5km以内に隣接する複数の交番があり、現時点では新たな交番設置については考えていない。しかしながら、要望が切実であるということは承知しており、パトロールの強化など県民がより安全で安心できるよう努力したい。
⇒(要望)高洲地区には、用地も確保されおり、何とか早期に開設していただきたい。また、湾岸道路という市域の分断要因というものも理解していただき、海楽地区などの交番の新設について前向きに対処していただきたい。せめて、20,000人に1箇所程度としていただきたい。

文教常任委員会での質疑
Q浦安市で清瀧神社内の基準石が土木遺産となったが、県として近代遺産の保存にどのように取り組んでいるのか。
(担当)土木遺産との関連については、県としては特に行っていない状況であるが、近代遺産については、生活様式の変化などによって消滅する恐れのあるものも多くあることから、国の登録文化財制度を活用して、保存に努めているところである。

 

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