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ブログ「浦安ダイスキ!県議 内田えつしの雑感」


20年2月定例県議会

 

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2月26日から3月21日まで、20年2月定例県議会が開催されました。
今回の定例県議会では、「平成20年度一般会計及び特別会計予算」、「千葉県観光立県の推進に関する条例」、「千葉県良好な景観の形成の推進に関する条例」、「平成19年度一般会計及び特別会計補正予算」など84議案が審議されました。

乳幼児医療費助成事業に関して附帯決議を可決
乳幼児医療費助成事業は、子育て家庭への支援策として、県の制度に市が上乗せする形で実施されており、浦安市では現在小学校就学前まで実施されています。
県制度の拡充は千葉県全域で要望の高いものであることから、県当初予算では、20年度からの小学校就学前までの拡大が盛り込まれましたが、所得制限の導入、個人負担額の倍増(200円→400円)など、その実施に当たっては問題が多いものとなっていました。
このため、県議会では、自己負担分の見直しなどを求めていくため、「乳幼児の健やかな成長と子育て家庭の経済的負担の軽減を図る観点から、より良い制度となるように検討すること」という附帯決議を可決しました。
内田えつしは、県の制度の充実が乳幼児医療費助成制度の底上げになると考え、所得制限の廃止、自己負担の軽減などを目指していきます。

当初予算はまたもや145億円の財源不足
平成20年度一般会計予算の規模は1兆4406億6千万円となっており、土地区画整理事業の特別会計への移行もあり、19年度と比較して0.3%,46億円の減となっています。
千葉県の財政はここ数年綱渡りの状況となっています。19年度においては、地方交付税の減額などにより、年度途中で200億円の財源不足となり、県企業庁からの借り入れ及び退職手当債、臨時財政対策債などの活用で何とか帳尻を合わせました。
平成20年度においても当初予算時点では財源不足が生じており、未だ危機的状況が続いています。県税収入は増額が見込めるものの、地方交付税の減額、社会保障費や退職手当などの義務的経費の増加などにより、145億円の財源不足が生じており、一部経費の計上留保を行っています。

財政状況改善のため無駄な事業の徹底的な見直しを
知事は、プライマリーバランスの黒字(県債の発行額が元利償還金の範囲内にある)転換を理由に財政は好転していると主張しますが、県民要望の高い本当に必要な事業を削っているものであり、県民への行政サービスの低下の結果、数字の上でそうなっているに過ぎません。
県債残高は2兆5055億円と見込まれ、前年比662億円も増加しており、県民一人当たり41万4千円の借金をしていることとなります。
企業庁からの借り入れも200億円を超えており、平成24年度に予定されている県企業庁の解散までに返済できるのか、その見通しも立っていません。
県では、必要な事業予算を削る一方で、疑問符のついた必要のない予算が執行されており、基本計画なき行政運営の弊害が顕著になってきています。
このような状況を踏まえ、20年度予算の審議に当たっては、議会の権能である予算修正権の行使も視野に入れ詳細な検討を行いました。
その結果、必要性は理解できるが、財政状況を勘案したときにやるべきかどうか疑問が残る事業もいくつかありました。財政状況を改善していくためには、無駄な事業を徹底的に排除していく必要があります。
内田えつしは、不必要な事業を行わず必要な事業に財源が回るよう、執行段階における事業の徹底的な見直しを求めていきます。

2月定例県議会で審議された主な議案と採決結果
  ( )は内田えつしの表決です。
◎予算関係 
○平成20年度千葉県一般会計予算   可決(賛成)
※1兆4406億6千万円の予算。 
○平成20年度千葉県特別会計予算(19特別会計)     可決(賛成)
※中小企業進行融資資金、流域下水道事業など総額8447億700万円
○平成20年度千葉県特別会計予算(公営企業4特別会計) 可決(賛成)
※上水道、病院、土地造成、工業用水の総額2668億600万円。
○平成19年度一般会計補正予算                 可決(賛成)
※税収160億円の減収を県債と事業費減額で補う形の補正。差引総額5億9500万円の減額補正。
○平成19年度特別会計補正予算                 可決(賛成)
◎条例関係 
○千葉県観光立県の推進に関する条例     可決(賛成)
※観光振興に関しての基本理念や県の責務及び事業者、県民の役割を規定。これに基づく、観光基本計画を策定し施策を展開していく。
○千葉県良好な景観の形成の推進に関する条例        可決(賛成)
※良好な景観は将来の県民に継承されるべき資産であり、その形成に向けた継続的な取組のため、基本理念などを規定。これに基づき、基本方針の策定、景観づくり地域協定等の認定制度、広域景観計画及び公共事業景観形成指針の策定などを行っていく。
◎その他 
○国土利用計画(千葉県計画)の変更について  可決(賛成)
※国土利用計画法に基づく第4次の計画、地域別の土地利用の方向等を定める。
○八ッ場ダムの建設に関する基本計画の変更に対する意見の同意   同意(賛成)
※発電施設の追加、5年間の工期の延長に関して、県として工期の厳守とコスト縮減の意見を付すことについての同意
このほか、法改正による条例改正、指定管理者の指定等が審議、可決されました。

平成20年度浦安市に関連する主な千葉県事業
県直接事業分
河川・海岸関係 8億8,200万円
○旧江戸川高潮対策事業 テラス部修景工600m
 地盤改良工220m
○境川地盤沈下対策事業 護岸工40m
○境川水辺環境整備事業 Cゾーン護岸工
○浦安海岸高潮対策事業 護岸工・修景工
○見明川河川改良事業 護岸改修工
○堀江川河川改良事業 護岸改修工
 道路関係 8,800万円
○交通安全事業(歩道) 若潮通り 美浜地先400m
○交通安全事業(歩道) やなぎ通り 北栄地先500m
○交通安全事業(歩道) 市川浦安バイパス 北栄地先400m
○舗装道路修繕事業 やなぎ通り 猫実地先700m
 新町地域関係(企業庁)21億5,150万円
○雨水管吐口ゲート整備工事 高洲地区
○4号橋梁整備事業 明海・高洲地区間
○道路引継ぎ関係整備工事・緑地緑道整備工事
教育・学校関係 2億4480万円
○浦安高校校舎大規模改造工事(第1期) 
    普通教室棟 工期20.10~21.6
○浦安高校校舎大規模改造工事(第2期)
    管理及び特別教室棟 実施設計
○千葉県教育委員会研究指定校(学校体育)浦安中学校
県負担・補助・委託事業分15億2,097万円
障がい者自立支援給付費補助金、生活保護費負担金、児童手当負担金、地域生活支援事業補助金、乳幼児医療対策費補助金、放課後児童健全育成事業費補助金保育対策等促進事業費補助金、排水機場水門管理委託金 など

 

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2008年04月11日 13:34に投稿されたエントリーのページです。

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