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ブログ「浦安ダイスキ!県議 内田えつしの雑感」


28年12月定例県議会

 

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12月定例県議会が、11月25日から12月20日まで開かれ、「28年度一般会計補正予算ほか各会計補正予算」「使用料及び手数料条例及び都市公園条例の一部改正」「消防学校・防災研修センター建築工事の契約締結」「指定管理者の指定」など58議案が審議されました。
また、議員発議により、「千葉県子どもを虐待から守る条例」が制定されました。

子どもを虐待から守る条例を制定
平成27年度の千葉県における児童虐待相談対応件数は6,669件と、この5年間で2倍以上に増加し、全国ワースト4位となっており、児童虐待の発生予防と早期対応、虐待を受けた子どもへの自立支援などが大きな課題となっています。
こうしたことから、約1年半をかけて、ちば自民党内のプロジェクトチーム(座長:内田えつし)で児童虐待防止対策の調査研究を行い、12月定例県議会に施策推進のために必要な「子どもを虐待から守る条例」を議員発議で上程し制定しました。
条例では、基本理念を定め、県、県民及び保護者の責務、市町村の役割を明らかにするとともに、施策の基本となる事項について定めています。
また、「教育機関等における虐待防止に関する教育・啓発の推進」、「発生予防に資する母子保健施策の推進」など、他県にはない千葉県独自の施策を規定しています。
今後、この条例に基づき、児童相談所の施設・体制の充実、児童福祉施設の整備、里親の推進、自立支援などの施策が展開されます。

新たな消防学校整備に向け工事着手へ
 地域社会を守る消防職団員の教育訓練及び自主防災組織等の防災教育の充実強化を目指すため、老朽化した現在の施設に替わる新たな消防学校・防災研修センター整備が進められており、工事(第Ⅰ工区~Ⅳ工区)契約の5議案が可決されました。
 新たな施設は、市原市の約6.2haに、総事業費124億円をかけて平成30年度の供用開始をめざし工事が進められます。
消防学校には、大規模災害、都市型災害等に対応するため、「倒壊建物・がれき救助訓練施設」、「市街地救助訓練塔」、「地下街区想定店舗・洞道訓練スペース」、「水難救助用訓練施設」などとともに、実火等を用いた実戦的訓練施設も整備されます。
また、防災教育・研修に特化した施設として、自主防災組織、企業の自衛防災組織などを対象とした「防災研修センター」も併設されます。

一般会計補正予算 199億1,200万円
平成28年度の12月一般会計補正予算では、国において、「未来への投資を実現する経済対策」を踏まえた補正予算が成立したことを受け、喫緊の課題などに必要な予算が計上されています。この結果、補正予算後の一般会計予算額は1兆7,393億3,300万円となります。
今回の補正予算では、子育て支援、医療・福祉支援として、保育士や介護福祉士の修学資金の貸付額の増額、相模原市の事件を教訓とした児童養護施設や障害者施設の防犯対策、医療施設のスプリンクラー設置などの防災対策、特別支援学校の空調設備整備が計上されています。
このほか、有害鳥獣対策、道路橋りょう、河川海岸整備なども計上されています。
また、台風9号による被害への対応、人事委員会勧告に基づく給与改定を行うための予算が計上されています。
なお、今回の補正予算に計上された事業を含め、28年度内に事業が終了しない見込みとなった49事業187億6,446万円について、適正な工期を確保するため、翌年度への繰越明許費が設定されました。

千葉テレビ議会中継に手話通訳導入
6月定例県議会で、内田えつしが提出者となり上程した「手話言語等の普及及び促進に関する条例」の制定を受け、聴覚障害者の情報保障施策の一つとして、12月定例県議会より、千葉テレビの本会議中継(知事提案理由説明、会派代表質問)において、手話通訳が導入されました。


12月定例県議会で審議された主な議案と採決結果
  ( )は内田えつしの表決です。

◎予算関係 ○千葉県一般会計補正予算ほか各特別会計補正予算    可決(賛成)
◎条例関係 ○子どもを虐待から守る条例の制定                可決(賛成)
※虐待防止施策の推進を図るために議員発議で制定
○使用料及び手数料条例及び都市公園条例の一部改正   可決(賛成)
※道路交通法の改正に伴い、臨時高齢者教習の導入や準中型自動車運転免許の新設に伴う手数料の新設等
○生涯大学校設置管理条例の一部改正              可決(賛成)
※高齢者の活動の活発化及び多様化に伴う生涯大学校の学部等の見直し
○地域医療再生臨時特例基金条例の廃止            可決(賛成)
※国の交付金による事業期間の終了による基金の廃止
基金の活用実績 看護学校施設・設備整備 24.5億円
医師・看護師修学資金貸付 11.6億円
災害医療対策 8.6億円
○職員の給与に関する条例の一部改正             可決(賛成)
◎契約関係 ○契約の締結(8議案)                        可決(賛成)
※消防学校・防災研修センター、九十九里海岸津波対策事業等
◎人事関係 ○教育委員、公安委員、収用委員等14議案          可決(賛成)

一  般  質  問

県営水道における震災対策について
Q.平成28年度末における管路の耐震化率は、給水区域全域、湾岸埋立地域、浦安市市内それぞれについて、どれくらいになるのか。
(担当) 県営水道の給水区域全域に布設されている管路の平成28年度末の耐震化率は、19.4パーセントとなる。このうち湾岸埋立地域については36.4パーセント、浦安市内については21.3パーセントとなる。
Q.妙典給水場から浦安市内に通じる幹線管路の耐震化の進捗状況はどうか。
(担当) 妙典給水場から浦安市内に通じる幹線管路は、妙典~東野線及び妙典~舞浜線で、この2路線の平成28年度末の耐震化率は65.2パーセントとなる。これらは浦安市内に配水する重要な管路であることから、引き続き、更新に取り組んでいく。
⇒(要望)耐震化について、1日も早く100%になるように、是非ともお願いしたい。
Q.東京湾北部地震発生時、必要となる給水車の台数はどれくらいか。
(担当) 現在、県営水道では、応急給水に使用するため、給水車を13台、給水タンクを69台保有している。東京湾北部地震発生時において、県営水道区域内の避難所へ応急給水するために必要な給水車及びタンクの台数は、発災から3日目までは1日当たり325台と想定している。
県営水道では、災害時の応急給水等の相互応援につきまして、県内水道事業体や、東京都水道局をはじめとした近隣都県の大規模水道事業体等とそれぞれ協定を結んでおり、災害時に応援を受けることができる体制を整えている。
⇒(要望)地震による断水の際には、そこに行けば給水が受けられるということが分かる応急給水所マップ的なものを、是非作って公表していただきたい。

河川環境整備について
Q.境川でスカムと呼ばれる川面の汚泥が発生しているが、その原因は何か。また、対策をどのように進めていくのか。
(担当) 境川では、水温が上昇する4月頃にスカムが水面を浮遊し、景観を損ねるとともに、悪臭の原因となっている。スカムは、流域の家庭や事業場等からの排水が河川に流入して、川底に蓄積された底泥が分離・浮上することにより発生する。この対策については、流域対策として市と連携しながら、住宅等から流入する汚濁物質の軽減に努めるとともに、底泥の除去が有効であることから、今年度内に、江川橋から上流側の約1キロメートルの区間において、川底の底泥の厚さの調査を実施していく。残りの区間については、来年度、境川への水路からの流入状況を踏まえ、必要な箇所の調査を実施していく。
Q.旧江戸川河口部及び見明川の浚渫について、どのように進めていくのか。
(担当) 旧江戸川河口部の沖合は、誰もが自由に出入りできる一般海域であり、本海域で浚渫を行う場合は、第一義的に浚渫を必要とする事業者自らの責任において行うものと考えている。見明川における河川の堆積土は、現状では治水上の支障となっておりませんが、部分的にカキ殻の付着が顕著な箇所については、良好な河川環境の保全のため、必要に応じてカキ殻の除去を行っていく。なお、見明川については、老朽化した護岸の嵩上げ等の改修を実施しており、引き続き、河床の堆積状況や施設の点検・巡視を行い、適切に維持管理を行うとともに、船舶の利用について、市と連携して航行状況等の実態把握に努めていく。
⇒(要望)事業者に負担を求めるのは難しいので、ぜひとも何らかの方策を検討いただきたい。

障害者スポーツ・レクリエーションセンターについて
Q.利用者からの施設充実の要望にどのように対応していくのか。特に、冷暖房設備を早急に整備すべきと考えるがどうか。
(知事)障害者スポーツ・レクリエーションセンターは、設置から31年余りが経過しているが、利用者が安心してスポーツやレクリエーション活動を楽しめるよう、毎年度、利用者の声を聞きながら修繕工事等を実施している。体育室の冷暖房設備の整備は、体温調節の難しい障害のある方々が快適にスポーツに参加し楽しむことに資するものと考えられ、今後、本年7月に策定した「公の施設の見直し方針」等も踏まえつつ、利用環境の改善に向けた方策を検討していく。
⇒(要望)施設の設備の向上、特に体育室のへのエアコン設置の実施について強く要望する。

道路のバリアフリーについて
Q.視覚障害者用音響機能付き信号機、思いやり信号機等の要望にどれくらい対応できているのか。また、設置の基準はあるのか。
(担当) 平成27年度における視覚障害者用音響機能付き信号機の設置要望は12件、高齢者等感応信号機の設置要望は11件で、このうち、本年10月末現在で、視覚障害者用音響機能付き信号機については本年10月末現在で3か所を整備しており、年度末までに更に1か所の整備を予定している。高齢者等感応信号機については現在で3か所を整備したほか、残る8ヵ所は青信号の時間を長くする信号サイクルの見直しを行って、高齢歩行者等の安全確保を図っている。設置の基準は、視覚障害者用音響機能付き信号機については、警察庁が示す「視覚障害者用付加装置に関する設置・運用の指針」等に基づき、駅や病院など視覚障害者の利用頻度が高い施設の周辺を優先に、県民からの要望などを総合的に勘案して整備することとしている。また、高齢者等感応信号機につきまして、特に基準はないが、道路幅員や高齢者の利用状況、県民からの要望などを総合的に勘案して整備することとしている。
⇒(要望)現地の状況は様々であろうが、できる限り設置要望に応えていただきたい。弱視の方々から、道路の反対側の信号機が見えない、点字ブロックが黄色ではなく景観に配慮するあまり見えづらい場合がある、といった声もあるので配慮していただくよう要望する。

 

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2017年01月16日 18:46に投稿されたエントリーのページです。

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